下肢静脈瘤とはAbout Varix

下肢静脈瘤は発症場所によってタイプが異なります。
まずは下肢静脈瘤のタイプを知ることが大切です!

症状1

くもの巣状静脈瘤くものすじょうじょうみゃくりゅう

赤や青の糸のような細い血管が広がる
毛細血管の拡張によって生じる静脈瘤。赤や青色の糸のような細い血管が目立ってくるのが特徴。細い静脈なので側枝型や伏在型静脈瘤のように大きなコブ状にはならない。自覚症状はほとんどなく、他人に指摘されて初めて気づくことも多い。
好発部位
大腿部含め下腿のどの部分にも現れ、血管周囲を圧迫すると色味が薄くなったり、消退するのが特徴的。
おすすめの治療法
毛細血管レベルの拡張であり、外科的治療を必要とすることは基本的にありません。拡張した血管に薬剤を注入し、血管を閉塞させる硬化療法が行われることもあります。しかし、整容的な改善としての意味しかないため、積極的に硬化療法をお勧めするものではありません。(また、注射針よりも細い血管に薬剤を注入することはできないため、すべての方に適応があるわけではありません。) 圧迫により消退するので、目立たない部分の静脈瘤の場合は弾性ストッキングの着用による保存療法を勧められることもありますが、血管が消えるわけではありません。

症状2

網目状静脈瘤あみめじょうじょうみゃくりゅう

皮膚のすぐ下に現れる細い血管
くもの巣状静脈瘤がもう少し大きくなったような静脈瘤。静脈が青く網目のように見えるのが特徴。くもの巣状静脈瘤と同様に自覚症状は乏しいが、目立ちやすくなっているので美容的なものを気にされる方も多い。
好発部位
くもの巣状静脈瘤と同様に下腿のどの部分にも現れる。
おすすめの治療法
くもの巣状静脈瘤と同様に治療は硬化療法や圧迫による保存療法が治療法として推奨されるが、くもの巣状静脈瘤に比べ、目立ちやすいものも多く硬化療法を選択することが多い。

症状3

側枝型静脈瘤そくしがたじょうみゃくりゅう

局所的にやや細い血管が浮き出す
伏在静脈などから枝分かれした静脈が拡張して起こる静脈瘤。この静脈瘤より血管のコブといった表現される方が多い。伏在静脈に逆流を伴わないもので、浮腫や皮膚炎といった重症化することは稀であることが多い。
好発部位
静脈の走行がより表層に多くなる。ひざ下に表れやすい。
おすすめの治療法
サイズが小さいものであれば硬化療法が行われるが、大きいものとなるとコブそのものを直接処置する切開術も行われる。

症状4

伏在型静脈瘤ふくざいがたじょうみゃくりゅう

血管が浮き出てボコボコになる
大伏在・小伏在静脈の逆流によって生じる静脈瘤。血管が太く膨らみ、ボコボコとした大きいコブができ、足のむくみやだるさなどの症状も現れる。皮膚の変色や湿疹、潰瘍などがあれば積極的治療を勧めることが多い。
好発部位
大伏在静脈からのものは膝上下の内側に現れることが多く、小伏在静脈からのものはふくらはぎの内側に現れることが多い。
おすすめの治療法
逆流のもととなる血管に対しカテーテル治療を行い、逆流を止めることでコブそのものは消退する場合が多い。サイズが大きくなってくるとコブそのものを直接処理する切開術を行うこともある。伏在静脈の血管径が大きい場合はカテーテル治療ではなく、抜去切除術を行うこともある。

当クリニックにおいて、下肢静脈瘤の治療法は大きく3つあります。
病状や体調に合わせて、適切な治療法を選択することが重要です。

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