ドクターズノートDoctors note
2020.03.09コラム
治療をする必要があるのかないのか、あるとすればどのような治療を受ければよいのか、これを知るためにはまず検査をする必要があります。
検査はエコー(超音波)によって行われるため一切痛みなどはなく、数分~10分程度で終わります。当院では座ったままでもエコー検査をお受けいただけるので、体力に自信のない方やご高齢の方でも安心してご来院いただけたらと思います。
また当院では、「患者さんご自身にも下肢静脈瘤という病気や自分の状態についてよく知っていただき、そのうえで我々と一緒に治療を頑張ってもらいたい」という理念があります。
そのためエコー検査を行う際も、なるべく皆さんの理解を深めていただくために、エコー画像を説明しながら検査を行うようにしております。
初めて見るエコー画像をすべて理解するのは無理かもしれませんが、少しでもご自身の体の状態を知ってもらえたらと考えています。もちろん、検査の途中でも聞きたい事があれば、いつでも質問していただいて大丈夫です。
下肢静脈瘤に精通した専門の検査技師や看護師、そして我々医師も皆さんの疑問にお答えいたします。
下肢静脈瘤が本当に悪化してしまった時に、どれだけ大変な状況になるかをよく知っている自分だからこそ、患者さんにお伝えできることもあるのではないかと考えています。
どんな病気においても早期発見・早期治療が肝心ということが言えますが、この下肢静脈瘤という病気も決して例外ではないと思います。
少しでも心配なことがあれば、まずは気軽な気持ちで来院してみてください。
スタッフ一同、皆さんに笑顔でお帰りいただけるよう努めてまいります。