治療内容Treatment

カテーテル治療(焼灼術)カテーテル先端からの熱によって
下肢静脈瘤を焼いてふさぐ治療

静脈の中にカテーテルを通して、カテーテルからの熱によって下肢静脈瘤をふさいでしまう方法です。以前から行われているストリッピング手術は、太ももの変形してしまった静脈(下肢静脈瘤)を手術で切って、力技で取り除きますが、血管内焼灼術は中から静脈をふさいで血を流れなくしてしまいます。よくご覧になる、カメラで行う胆石の手術やカメラで行う胃潰瘍の処置と同じで、“低侵襲治療”と呼ばれる体に優しい治療です。

カテーテルによる治療の良い点は、一言でいうと身体に優しい治療だということです。
ストリッピング手術では足のつけ根とその下流の複数箇所を切開しなければならないのに対し、カテーテル治療ではカテーテルの刺入部となる場所に細い針を刺すだけで治療することができます。
また、太ももの血管を引き抜かず、その場所で焼いて塞いでしまうので、出血や手術の後の痛みが少なくなります。

カテーテル治療は手術時間も約30分と短く、術後の傷も小さいことから、その日のうちに帰宅できる日帰り手術が可能です。当院では、この高周波治療を行ない、術後の痛みや腫れ、皮下出血(紫斑)を軽減します。

カテーテル治療のメリットは大きく6つ

  • 痛みが少ない
  • 傷口が小さい
  • 日帰りで治療できる
  • 副作用が少ない
  • 処置時間が短い
  • 治療期間が短い

痛みやむくみ、足がつるといった具体的な症状の改善だけでなく、見た目の改善にもつながる治療こそ理想と考えています。カテーテル治療を受けられた女性で、気がねなくスカートがはけるようになる方もいらっしゃいます。翌日からお仕事に戻ることもできるので、お忙しい方にも合った治療法と言えます。

当クリニックでは、治療に適した高周波治療機器を導入し、従来の機器による治療よりさらに痛みと内出血を軽減させております。

また、大学病院、関連病院との連携も常時保たれており、安心して治療をお受けしていただけるものと確信しております。

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