治療内容Treatment

硬化療法血管に硬化剤を注入し、
下肢静脈瘤そのものをつぶす治療

硬化療法とは、変形してしまった足の静脈(下肢静脈瘤)に硬化剤という薬を注入し、下肢静脈瘤そのものをつぶして治療する方法です。

硬化剤は血管の内側をくっつける糊(のり)のような効果があります。血液が流れにくくなった血管は徐々に退化し小さくなっていき、そのうちに下肢静脈瘤ごと消えてしまいます。その後は、不用となった血管である下肢静脈瘤を退化・消失させるだけです。また、注射だけで済むので患者様にとっても負担の少ない治療法です。

日本で主に使用されているのはポリドカノールというお薬です。
下肢静脈瘤の大きさや血管の太さによって適切な濃度・形状のものを使用いたします。

硬化療法をお受けいただける下肢静脈瘤は、網目状やクモの巣状と呼ばれる中等度の表在性の下肢静脈瘤となります

体質やアレルギー、既往症によっては行えない方もいらっしゃいますのでご注意ください

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